SUPER GTは日本を代表する国内最高峰のモータースポーツイベント。昨年、SUPER GTの観戦にサーキットを訪れた人はおよそ45万人。
特徴的なのは日本だけではなく、世界中の自動車メーカーからいろいろな車種が出場することで、2010年シーズンにエントリーしているのは、なんと18種類!基本的には市販されているクルマをベースに規定に従って改造して競い合っている。通常、モータースポーツレースは使われるクルマの種類によって大きくふたつに分けられる。ひとつはテレビでもお馴染のF1などのレース専用に作られた、タイヤをむき出しで競われる「フォーミュラカーレース」、そしてもうひとつがSUPER GTをはじめとする、街を走っているクルマをレース仕様に改造して走らせる「“ハコ”レース」。
そのハコレースであるSUPER GTは身近な市販車ベースなので人気が出るのもうなずける。また、参加しているドライバーや監督はテレビでお馴染の方も居て、ワクワク感満載の華やかさ!!
SUPER GTはドライバーが、ふたりひと組となって1台のクルマを交代でドライブする。各大会の決勝順位によってポイントが与えられ、1年間を通して一番多くポイントを獲得したひと組が、その年のシリーズチャンピオンになる。速いクルマにはポイントに応じたウエイトハンデが与えられるため、特定のひと組が独走するのは難しい。しかし、だからこそシーズン最後まで接戦のチャンピオン争いが繰り広げられる!
SUPER GTのレースはエンジンパワーによってふたつのクラスに分けられている。500馬力のエンジンを使用するGT500クラス、300馬力のGT300クラスがあり、パワーが違うマシンがいっしょに走るため、追い抜きいっぱいのバトルが見られる。
GT500クラスとGT300クラスはクルマのある部分を見ると、ちゃんと分かるようになっている。その部分はヘッドライト、ゼッケン、ウインドステッカーの3ヶ所。G500クラスが透明もしくは白、GT300クラスは黄色で色分けされている。
1台だけが勝ち続けるとおもしろさに欠ける。そこでポイントを獲得しているクルマは次のレースでウエイトを積むことが決められている。クルマが重くなると加速しにくく、止まりにくい。だから最終戦まで激しいチャンピオン争いが続く。このウエイトは50kgまでは助手席に置かれ、それを超える分はどこにおいてもOK。またどれくらいウエイトを積んでいるかは車に貼られているステッカーで判別できる。
SUPER GTで採用されているスタートは「ローリングスタート」。F1のように静止した状態からのスタートではなく、走行状態のままスタートする。先導者を先頭に予選順位をくずさずにコースをゆっくりと周回。先導者であるセーフティカーがコースを外れ、スタートシグナルが青になったところでスタートとなる。まず、GT500クラスが隊列をなしスタート。引き続きGT300クラスが同様にスタートする。スタートラインを超えるまでは追い越しが禁止されている為、スタート直後の第1コーナーでは、どのクルマも追い越しをねらう。スタート直後の第1コー ナーは迫力満点!


- GT500クラス 参戦車種
-
- レクサスSC430(日本車)
- ニッサンGT-R(日本車)
- ホンダHSV-010(日本車)
- GT300クラス 参戦車種
-
- レクサスIS350(日本車)
- トヨタカローラアクシオ(日本車)
- ニッサンフェアレディZ(日本車)
- スバルレガシイB4(日本車)
- マツダRX-7(日本車)
- ガライヤ(日本車)
- 紫電(日本車)
- アストンマーチンV8(イギリス車)
- ヴィーマックRD302R(イギリス車)
- ヴィーマックRD408R(イギリス車)
- モスラーMT900M(イギリス車)
- フェラーリF430、F136(イタリア車)
- ランボルギーニ・ガヤルド(イタリア車)
- ポルシェBOXSTER986(ドイツ車)
- ポルシェ911GT3R(ドイツ車)
※2010年に公式エントリーしているもの

